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もう何個も溜まっているが、こうして新しいものが送られてきたときには替えるようにしている。
「父さんも変わらないなあ」
父さんがこうして俺にキーホルダーを送ってくれるのは、俺が小さい頃に、父さんからキーホルダーを貰って相当喜んだからだろう。
もう俺も高校生になってるっていうのに、未だにこうやってキーホルダーをくれることにズレを感じつつも、離れてても俺のことを考えてくれているのだと思うと無下には出来ないのだった。
付け替えたキーホルダーを机の上に並べると、電気を消して布団に潜った。
これが、当たり前の俺の日常。
特別なことはなにもないけれど、いつも当たり前のようにそこにあって、あたたかい、俺の生活。
それが、この日を境に変わってしまうだなんて、この時の俺は考えもしなかった――――
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