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旬くんにスリスリされる頭。そのまま揺すられながら問いかけると、旬くんが顔を寄せ、チュッと唇へキスした。
「本当だよ」
優しい眼差しだけど、キッパリ言い切る。
「ん、信じる」
今度は俺からチュッとキスすると、旬くんは俺の頬を両手で包み、優しいキスを何回も返してくれた。
「大好きだよ。リツ」
俺は大満足の笑顔で向き合うよう座り直し、旬くんを正面からぎゅううっと抱っこした。
服の上からは分からない旬くんの鍛えた筋肉を感じる。もしかして、先生していた時の服装って、これを隠してたのかも。英語教師なのに見るからに鍛えて引き締まったスタイルっておかしいもんね。体育教師じゃないんだから。あ、それにボンボンキャラで周りを油断させる目的もあったのかもねぇ。なんてたって潜入捜査官だし。
俺の旬くんチョーカッコイイ!
小顔で美形なのに細マッチョでギャップ萌えだしぃ~。マッチョには全く興味ゼロで生きてきたけど、程よい弾力と安心感。いいかも細マッチョ。
旬くんの胸にスリスリと頬ずりすると、旬くんが大きな手で俺の頭を撫でてくれる。俺とは十一も歳が離れているけど、そんな差なんて一切感じない。学校中のどのカップルよりラブラブな自信があるよ。
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