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レストランは壁やテーブルが真っ白に統一されて高級感が漂ってる。マダムのお茶会でも始まりそうな感じ。優雅なテラス席もある。
メニューを開いてビックリ。九つにも区切られた白いプレートにそれぞれ料理が小さくちょこんと盛られている。創作フレンチとかいうらしい。これじゃどこに入ったかわからない感じだな。
焼きたてパンと手作りスイーツもある。がっつりモリモリ食べるんではなくて庭を愛でながらゆっくり優雅な時間を過ごすための食事って感じ？ まぁ、お腹もさほど空いてないし、丁度いいけどね。ただ、お値段もまさにマダム系だった。
ちょん盛りプレートをつまみにパンをいただく。先生も「美味いなぁ」と頷きながら嬉しそうにパクパクとパンを食べる。
「パン、まだ食うか？」
「うんじゃ、胡麻のやつとクロワッサンがいい」
お腹空いてないなんて言いながらもやっぱり焼きたてのパンってフワフワでおいしい。
「今日は食欲あるみたいだな」
先生が嬉しそうに言う。
「甘くてふわふわで美味しいね」
「そうだな。これならペロリだよな」
食事を終え、休憩がてら携帯に撮った写真を見せ合い感想を言い合う。それから先生はコーヒー。俺はデザートのアイスを注文。アイスはワッフルの器の中にバニラとイチゴ二種類、さらにフルーツとふわふわ生クリームがのっかってなかなか豪華だった。
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