0人が本棚に入れています
本棚に追加
スマホを眺めている俺の目の前を一人の女子高生が通過した、一瞬、ほんの一瞬、俺のタイプではないが、条件反射と言うべきなのか、その女子高生を目で追ってしまった、
すっ、すまん、美沙子っ、浮気するつもりなどない、俺はお前だけだ、お前だけを愛している、
そして俺が再び視線をもとの位置に戻すと、
美沙子は消えていた、、
いっ、いない、どうして、どこにいった…
俺はエスカレーターに駆け寄り、下を覗いた
すると…
居っ、居た、見つけた、、よかった、
俺は、ふっとため息を吐いた
美沙子は白線の内側に立ち、俺に背を向けるように立っていた、
美沙子は電車を待っているのか、いや違う、、何かを見ている、何を…
美沙子の目線の先には、、、男
俺と同じような、、30代くらいの男
あいつは誰だ、、
最初のコメントを投稿しよう!