愛は盲目

2/8
前へ
/16ページ
次へ
愛の業火に焼かれるちっぽけな魂は、 わずかな欲を欲す為、大海に身を投ず、 その行いが自らの魂を腐った流木となり果てたとしても、欲は己が姿に気づかず、我を称賛し歓喜する、 愛に焼かれたちっぽけな魂には、良薬など存在せずその魂は腐り蝕む 永遠の欲を永劫の愛だと、己に言い聞かす事ほど、 悲しく愚かな事はない、 何故なら人は自分すら愛せないのだから、、、
/16ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加