ポエム ☆星ぼし

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 ☆星ぼし     ☆ いつもいつも ☆       先にわたしを       発見してくれるのは    ☆ ・・・ 星ぼしたち・・・ ☆ ~~~ ☆ 花見のころ    ふと 気がつくと・・・  あの    交差する     棚のような仕立ての      さくらの(こずえ)のうえから  ピッか ピッか とわたしを      見つめてくれていた・・・    ☆ ・・・ 春の日 ・・・ ☆ ~~~ ☆ 夕立が去って    静かになった東のそらに  しろい雲が たち泳ぐころ・・・  雲のあいまから     ピッかーっと・・・  ひときわ 明るく         見つめてくれてる・・・   ☆ ・・・ あの初夏の日 ・・・ ☆ ~~~ ☆ 嵐吹くころ  さんざめく    さくらの黒い影に   おびえなから    ひとり   足早に     帰路につくとき・・・  揺れるさくら葉の     あいまから  すずしい顔して    ゆるぎもせずに・・・  わたしを    見下ろす やさしい            まなざし・・・  ☆ ・・・ あの秋の 台風の日 ・・・ ☆ ~~~ ☆ 空気のつんと        すきとおるころ・・・  雪が止んで     真っ暗な静寂のなか  ひとり     歩くとき・・・  雪の切片たちと         いっしょに  キラキラと    かがやきながら  わたしと いっしょに     ずっと        あるいてくれた・・・  あの 小路・・・    吐く息もこおる   ☆ ・・・ 真冬の白い日 ・・・ ☆ ~~~ いつもいつも     いっしょにいてくれて・・・ いつもいつも     見つけてくれて・・・ いつもいつも     わたしよりも            先に・・・ わたしを      見つけてくれていた・・・  ☆ ~~~ かがやく存在 ~~~ ☆ 明るく    あたたかな         まなざし・・・ すきまなく      こおる         ひかり・・・ さまざまな 表情で・・・ ちかく     とおく・・・ たかく     ひくく・・・    ☆ ・・・ 気がつけば ・・・ ☆         いつも         わたしを   ☆ ・・・ 見つめてくれている ・・・ ☆ 2018 06 07
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