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タッくんは安心させようと、優しく声を掛けながら子猫に近付こうとゆっくりと木に登ります。
子猫のすぐそばにまで辿り着くと、自分の身体にしがみつかせ、地面まで慎重に下ります。
地面に着地し、一息ついたのもつかの間、今度は下の子が見当たりません。
木の回りの叢、縁の下、すぐ近くの公園。
探しても見つかりません。
肩を落としながら家に帰ると、いつものベッドですやすやと眠る子猫を発見。
タッくんに付いて歩いていた上の子も、疲れたのか一緒のベッドにゴロンして寝息をたて始めました。
ホッとしながら、可愛い子猫達の寝顔を眺めていると、疲れも吹き飛ぶのでした。
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