本編

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私は私に「相応しい」友人に声をかける。 香水の匂いのする、おしゃれな友人は、私と釣り合う。 性格悪い、と言われようが、みんなそんなもんじゃん? 結局自分と対等なレベルとつるむわけで。 そのほうが回りによく見られるし、得するじゃん。 だから、ある程度、我慢もする。それで得るものが、大きいから。 その代表例が。 「奏斗(かなと)!」 私の彼氏、ハイパーチートなイケメン男子、奏斗。   いわゆる読者モデルの、人気者。ふわふわの茶髪に、鋭い瞳。 そして長身の、細っこい体は最高。
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