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色々、物色した結果、肌着とおもちゃを買うことに決めた。佳代が肌着を選んでいる間に沖田はおもちゃを見て回った。
「これはどうかな？ベッドメリーって言うんだ」
「昔はガラガラとか言ってたよね。とってもカラフルだわ」
「音もいいと思うよ。ねんねの今の時期、使えるおもちゃがいいんじゃないかな？」
沖田は強く主張した。佳代もそれでいいと思った。
包装を待つ間、手持無沙汰だった。
「私たち、どんな関係に見えるかな？ひょっとしたらもうすぐ赤ちゃん誕生の若夫婦に見えるかもね」
沖田が少し驚いた表情をした。
「無理だ。高橋のお腹、出てないし。まあ、マタニティドレスでも着てたらそう見られるかも知れないけれどな」
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