由寿貴2。

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だから、臣君に問題があるってどこ? 「俺が言う“好き”は、恋愛感情だ」 「ーーーうん?」 願ったり叶ったり?だよな。 「オレも臣君をそぉゆー意味でスキだよ?」 「えっ!?……え?」 「え?」 あれ?オレの気持ちダダ漏れじゃなかったのか? 「臣君がオレの気持ち知ってるから、気持ち悪くて逢わないんだと思ってた」 「~~~っ!由寿を気持ち悪いなんて思わない。寧ろ俺の方が気持ち悪いぞ」 「なんで?」 ぎゅうって、ベッドと背中の間に腕が差し込まれて抱き着かれた。密着!! んーなんか気持ちいい。人肌と言うか温もりがほっこりしてくる。 「ふふっ」 嬉しい楽しい。これからは臣君と一緒に居られるんだ。ずっと。ヘラヘラ笑いはやめないといけないって思うが、無理だな! オレもぎゅぅぅぅって、臣君に抱き付いて幸せ噛み締めながら眠った。 「臣君が、オレは、大好きだ」 おわり
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