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2斬新な少女漫画 兄バージョン
お兄ちゃんが、私の部屋に来て、扉を開いてはすかさず、
「俺、少女漫画かけそう」とか言い出した
私は、また、なんか言い出したこいつ。と思いつつ、とりあえず話を聞くことにした。
お兄ちゃんは、いつも唐突に、脈絡のないことを話しだす。
「ねぇ、いける気しない?」
ズズイッと体を前のめりにして近づいてくる。
「なぜいけると思ったのか甚だ疑問だけど、
とりあえず絵はかけないでしょ。そっから聞こうか」
私は、手を組んで、その上に頭を乗せた。
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