あらすじ

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起:言語学者の父を小さい頃に亡くした少年、〈焔音ユウキ〉はある日、路地裏に空間の歪みを見つける。その歪みの奥は〈言語世界〉と呼ばれる別空間が広がっていた。そこには、〈キャンサー〉と呼ばれる怪物と戦う少年がいた。キャンサーに目をつけられ狙われるユウキを庇い、彼は戦闘不能に陥ってしまう。「逃げろ」というスズリの忠告を無視し、無能力のユウキは挑むが歯が立たない。しかし亡き父が残した言葉を胸に抱き、キャスターとしての能力が覚醒。見事キャンサーを倒し、秘密機関〈言語癌対策本部〉へと配属される。 承:その後四人の仲間達と絆を深め、共にキャンサーを倒す日々を送っていた。そんな中、東京では謎の連続児童誘拐事件が発生しており、さらに五人の前に謎のキャスターの少女が現れる。誘拐事件の犯人を名乗る少女は五人に襲いかかる。なんとか逃げ帰った五人だが、ユウキは父を殺したのがその少女の能力であることを知る。その後襲い来る少女の手下達を撃退。遂に少女との決戦となる。 転:しかし、少女は脅されて戦わされていただけの無能力者だった。真の黒幕であり、ユウキの父を殺したキャスターは、ユウキの父の仕事仲間〈伊吹信元〉だった。誘拐した子供達から得たエネルギーで途轍もない力を振るう伊吹。そして伊吹はユウキを誘拐し、仲間に関する記憶、父の言葉の記憶を爆破される。そこで伊吹の真の目的が明らかになる。 結:伊吹を止めに行く四人はしかし敗北。記憶を取り戻したユウキが対峙するが、それでも一方的に攻撃されるだけ。ただ、仲間達が叫ぶ「頑張れ」の声を新たな力の源とし真にキャスターとしての能力に覚醒。伊吹を倒し、計画を止める。
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