詩 じゅうにがつの 冷たい月のように 七月の月も

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じゅうにがつの 冷たい月のように 灼熱の 七月のつきも ぼくの こころを こおらせる ささ()は ささやかに ささやき 森も 黒黒と ほの()めかす いのちを 内に 内包して いのりを うちに 内包して 笹は ひかりを 内包して ささやき 森は こころを ひそめて その力を (たくわ)える 森のきんにく(筋肉)は 内包した いのち(いきもの)の 総量(こころ) 一方 笹の 筋書きは ひかりを 放って よぞらに ながれて いつしか MilkyWayを 構成して 流れた 星のようになる さやさや さらさら ながれ ながれて ・・・ 2018 07 21
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