わたしの初恋

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翌朝、目が覚めて初めて気付いた。 これがすべて夢だったんだと。 よく考えたら、あの時お母さんは居なかったし、辺りはいつもの青空ではなく、どこか幻想的な雰囲気だったような気もする。 そのふわふわした感覚に浸っていると、 「めぐみー、起きてきなさーい。ご飯よー」 母の呼ぶ声に現実に戻された。 これが私の初恋だった。
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