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いやいやいや、元気になるのはもちろんアソコでなく心がですよ、心
一人で動揺し、言い訳していた俺のアソコを包む生温いぬるみ、先端を舐める舌、きゅっと窄まり上下する唇。一瞬で固く、熱くなったアソコからとろり、垂れた先から舌で拭われて
「はあああん、あん、あはああ」
もう、何も考えられない
下腹を覆い尽くす快感が強すぎて、涙がでる。下腹から背中を電流が伝う。喉を仰け反らせ、悲鳴じみた嬌声をあげ、舌で押し広げられた先端を強く吸われ、強すぎる快感にイけなくて、もがいた手足がシーツをかく
ふっと快感が和らいだ瞬間、後から後から滴る雫をゴクン、ゴクン。飲み干した貴文さんの
「疲れたか?」
優しいキスが火照った肌に降ってくる
頬、額、顎、最後に荒い息を繰り返す薄く開いた唇に。あまりにも優しいキスだったから
「誰だ? 瞭の心を悩ませるのは」
「た・・・・・・かふみ、さん」
彼のことしか考えられなくなっていた
「・・・・・・・・・・・・そうか」
暗く沈んだ声が気になる
襲い来る疲労に逆らい、無理に開いた視界に映るのは大好きな人。好き、声にならない想いを唇を動かし告げれば、ギュッと抱きつかれる。抱かれてるんじゃない、縋りつかれてる。可愛い、大好き、守ってあげます
胸の底から湧き上がる愛しさに後押しされ、重い腕を彼の首に巻き付け眠りの淵に落ちた
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