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次の瞬間、僕はベッドの上で飛び起きていた。 全身に汗を滲ませベッドの上で、 上半身を起こしていた。 訳のわからない脱力感があった。 夢? そう僕はとんでもない悪夢を見て飛び起きたのだ。 そう夢だったのだ。 その恐怖感だけはあったが、 どんな夢を見ていたのかは思い出せなかった。 時計の針は6時。 普段なら二度寝をする所だが僕は起き出し、 身支度を始めた。 今日は早朝から学校で待ち合わせをしていたのだ。 昨日の事件と、これからの方針を話し合うために。 俺に助けを求めた少女。 その姿が脳裏に(よぎ)ると共に俺は、 漠然(ばくぜん)とした不安と頭痛を覚えた。 その原因が何に起因(きいん)してるのかはわからないが、 訳のわからない焦りだけが僕を()かしていた。 霧島凛火(きりしまりんか)。 不可解な少女。
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