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そして、中学生は男の子の両肩に手を置き支え。
「おっと、大丈夫?」
男の子は、顔をこわばらせゆっくりと、体をひねり見上げ。
「・・・うっうん」
薄い茶色の目と、よくあっている栗色の髪をした中学生がホッと安心をして、にこりと笑う。
「ならぁ、良かったぁ」
男の子が、手に握ってる通学帽に視線がゆき、チラリと目線を私に向け、今にも泣きそうな表現を見て中学生は気づき。
「あのさぁー・・・」
中学生は、ポケットからキラキラしたカードを、取り出して、男の子の顔の前に差し出す。
「このカードと、その帽子を交換しない?」
そうゆうと男の子が、そのカードを見て一瞬で目の色を変え瞳を輝かせ興奮する。
「マジでぇー、これぇ!スパイダーレンジャーのレアカードじゃーん。いいの?」
「ああ、帽子と交換してくれるならねぇ」
中学生は、男の子の頭を撫でゆうと、男の子は帽子と引き換えに、そのカードを貰い嬉しそうに帰って行く。
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