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――無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理、無理っ!!
お前、今のお前の姿がどんなにエロいかわかってるのかよ?白猫だからか、色白な肌が興奮で上気してピンクに染まってさぁ。
水色の瞳は泣きそうにウルウルだし、口の端からは俺とシオンの混ざり合った唾液がこぼれて。胸には俺が塗りたくった液が広がって、下は下で大洪水状態。
加えて、今のシオンはまだ白猫の耳と尻尾が出たまま戻っていない。
俺はシオンが好きだ、心から愛している。つまり、こんな状態のシオンを前に正気でいられるはずがない。
俺の中から獣の本性が理性を叩きのめそうとする。早く、何とかしないと。もういっそのこと殴って気絶させてくれって思うくらい、苦しい。
だから俺は、あやうく突っ込みそうになった、我慢の限界を迎えている竿を握った。シオンの、また硬くなっている可愛らしい竿も一緒に。
「先生っ、あ、熱いっ……」
シオンを抱き壊せと駆り立てる恐ろしい欲望に対処するため、結果どうするか悟ったシオンが枕を握り締めながら俺の手を見つめる。
ビクビクと体を震わせながらこぼれ出る声は、いつもよりもだいぶ高くて甘い。同じ場面、女の声は耳障りだったのにシオンの声は俺にとっては媚薬。
けれど、物足りない。シュッシュッと2本一緒に擦れば汁が飛び、シオンの痛々しい腹に降り注ぐ。
「それ、もうやめたらどうだ?はっ、はぁっ……いい加減、嫌になるんだよ。“先生”ってさ。先生と生徒じゃあ犯罪だし、今の俺達はもう恋人でしょ?」
「や、あっ!あ、はぁっ……ん、ゆ……ネコヤン、っ」
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