シナリオライターに俺はなる!

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 しかし、この『D&D』非常に高価なのに加え、売っている店も郡山にはありませんでした。  箱の中身は薄っぺらいルールブックが二冊、マスター用とプレイヤー用が入っているだけです。  凄くぼっていたと思うのですが、恐らくマイナーすぎて日本では需要がなかったのでしょう。  十年後ぐらいに角川から文庫化した物が販売されました……  たしか『D&D』は全部で5種類あり、それぞれが5千円ぐらいしたと思います。  それが文庫で二冊、合計でも三千円しなかったと思います。  泣けます!  中学時代に戻ると『D&D』は買えなかったのですが、文庫で『T&T(トンネル アンド トロールズ)』が販売されており、こちらは中坊のお小遣いでも対応できました。  ただし、『T&T』はルールが雑でいまいち好きになれません。  そんなとき、救世主のごとく現れたのが『ロードス島戦記 コンパニオン』です。  これも角川から販売されて、かなり遊びました。 『ロードス島戦記』は今で言うラノベファンタジーなのでしょうが、OVA化され人気が広まり、それと共にTRPGも様々な物が発売されました。  私が特に好きだったのは『ガープス』です。
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