曇り空

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僕は別に、霊能力者とかな訳ではない。 目をこする。 すると、目の前には転校生がいた。 「君、学校で斜め後ろにいる人だよね!」 「君、変だから学校終わってから、家までついて来ちゃった。」 「変?どこが?」 よく見ると僕より10センチくらい身長が高いようだ。 「君だけ、友達とも話さない、部活も行ってない。変だよ。」 「別にそれは、僕の勝手だろ。転校生さんに変と言われる筋合いはない。それより、なんで転校生さんはここに来てるんだ?」 「今日からここに、居候させてもらうことになってます!よろしくです。」 「そうなんだ。よろしく。」 ………………………………………… 「ん?!って、そうなの?!」 「はい。よろしくです。」 これが、話の始まりだった。
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