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「困るって~…」
「ハイハイ今のは忘れて!明日からは俺はただの男友達ですよー」
「ん、わかった」
「じゃあこの段ボール全部三階に運ぶぞー!」
「え?これ、私もやんの?」
「当たり前じゃん、お前に告るのに他のやつ置いて来たんだから」
「え、じゃあこれ二人で全部やんの?」
「イエス!」
「ばかやろー!」
段ボールを抱えて逃げていく陽平を追いかける。
二人の間に流れていたなんとも言えない空気は、もうすっかりあの中学の日の心を許せる関係に戻っていた。
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