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「やります!」
「いい返事だね。じゃあ、今日は体験だから時給は1000円ね。えーっとどうしようかな…」
店長が、ホワイトボードとにらめっこをしていると入店音がし、すこしして私を案内してくれた女性が控室へ入ってくる。
「店長?、客きた」
「それは分かってるよ。ちょうどいいや。この子今日体入だから一緒についてあげて」
「「え?」」
唐突に接客をしなければならないと言う状況にと、まさかさっき来た私のサポートをしなければならない女性の驚きの声は重なってしまった。
「習うより慣れろじゃん」
「ちょっと店長、私まだ入って2ヶ月なんですけど」
「いきなり接客ですか?」
「大丈夫だって!やってみ!」
強引に押し切られる形で、私は接客につくことになった。
『かおり』と名乗った女性は、私を連れ立って客の前につく。
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