9人が本棚に入れています
本棚に追加
譲次さんによくにたこわい目の人を、あたしはたしかになつかしいと思った。あたしの体に数えきれないくらいいろんなことをした、指や舌や、おちんちんを思った。とたん、くちゅって小鳥みたいな音が聞こえて、あたしはびくっと譲次さんからはなれた。
しばらくどきどきしていたけど、もう一度譲次さんのかたにくっついた。今度は頭に力を入れておしつけてみたけど、譲次さんはすうすうね息を立てるだけだった。
こんなことを思うあたしはどうなんだろう。ほんとに「無理ない」ことなんだろうか。
そんなことを思ってるうちに、あたしもねてしまった。
最初のコメントを投稿しよう!