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あの日、わたしは木登りをしていた。
だけど、急に雨が降り出して、手が滑り、地面に落ちたのを理来が助けてくれた。
倒れた私を近くに神社があったので、そこで看病してくれたのだ。
それ以来、私たちはこの神社へ毎日足を運び、清掃をしたりしてしている。
確かに、人は来ないし、理来はなんでこんなことをしているのだろうと思ってるのだろう。
実際に、私もわからない。
だけど、互いにそこは問わず、何年もここに通い続けてきた。
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