始まりの日

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いつもと変わらない朝 ラジオから流れるノリノリの曲で目を覚ます俺…やっぱり朝はロックだよな… 俺が心を癒していると勢いよく扉が開かれると一人の老人が怒鳴りながら入る。 「やかましいわ!カズマ!朝からヘンテコな音楽を流すではない!朝は演歌に決まっておるじゃろ!?」 言われたが俺の名前は、近藤一馬である。 「じいちゃんこそ!朝から演歌なんか聞けるかよ!俺はロックミュージシャンになる為にロックを聴いてるんだよ!」   そう、この老人は俺のじいちゃんの 近藤重一郎…90歳になる頑固じじいだ 「何がロックミュージシャンじゃ!貴様みたいな軟弱者がなれる訳なかろうが!」 「うるせぇッ!過去をほじくりかえすなよ!頑固じじい!」 「なんじゃと!が、頑固じじいだと!?カズマ!貴様と言う奴はァァッ!」 すると、じいちゃんの手のひらが光ると 手には竹刀が握られていた。 「ちょっ!スキルを使ってんじゃねぇよ!頑固じじい!!」 「やかましいわ!その根性叩き直してくれるわ!!」
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