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彼女はもう家についただろうか。
僕はベッドに腰かけて横になる。
顔の横には携帯電話。
もう電話しても大丈夫かな。
何話そうか。
ぶっちゃけ仕事のことをちょっと愚痴りたい。
向こうもそうだと思う。この時期の僕らなら尚更だ。
発散したい。
いや、そうじゃないだろ。
今こそ思いを伝えないと。
躊躇いすぎだろ!
でもなんて?
もう遅い時間。
真夜中だ。
彼女も仕事終わりの飲み会で疲れてるはず。
迷惑じゃないだろうか。
邪魔じゃないだろうか。
いや、考えすぎだろ。
早く電話しろ、俺!
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