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そんなことを考えながら今日もいつもと変わらず高校へ登校している俺の名前は薙原 俊哉(なぎはら しゅんや)。
毎日が退屈過ぎて何もやる気が出ない普通の高校2年生である。
部活なんて入っていないしバイトもしない。親の給料が上がりまくって小遣いも多いし。
集団行動なども面倒臭く冷たい態度を取っていたため友達も少ない。
今日も何も変わらない日常が始まりただ時間が過ぎて行くだけだと思うとテンションが低くなる。
教室に着いた俺は誰にも声をかけられることもなく席に座り持っていたイヤホンをスマホに繋ぎ、音楽を聴きながら窓の外を眺める。
基本的にはこれがいつものスタイルなのだが、たまに変化する時がある。
それは……
『おはよーさん!』
元気よく向かい側に立ち俺に向かって声をかけてきたのは頭は金髪で長髪、耳には1.2.3....多くのピアスを付け制服すら着ていないヤンキー。
『チース』
こいつは宮本 剛(みやもと たける)。
幼馴染みで幼稚園から高校まで一緒。
そりゃー話す間柄にもなる。
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