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「あとすみませんが、祐美さん、履歴書だけ書いて持ってきて頂けませんか」
「わ、わかりまひた」
何を動揺してるんだ。まあ、そんなことより、ようやく働き口が決まって良かった。
こうして帰路に着くことにした。
「ねえ、今日何も食べてないんだけど」
そういえば朝からドタバタで、ここまで何も食べてないことに気付いた。
「また倒れちゃうかも」
何の脅しだ。もう驚かんぞ。
「料理長の料理が食べたいです」
何を言い出すのかと思いながらも、外食するにも中途半端な時間だし、気分も良かったので、その提案にのることにした。
「食材もないし、時間かかるぞ。待てんのか?」
「3日待ったんだから、少しくらいなら大丈夫だよ」
「じゃあ、スーパーに買い出しに行くか」
「いってらっしゃあい」
ここはついて来んのか。まあどうでもいい。
すぐに買い物を済ませて戻ってくると、やはり倒れ込んでいた。
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