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「あはは、そうだな、俺の家男兄弟しかいないから家族みんしてなずなの事可愛がっていて、竹井家のアイドルみたいなもんでさ!」
「なんかわかるなー!」
なずなは夏穂と和馬の話を聞いて照れ臭くなり更に出にくくなり廊下の陰に隠れた。
「実は心配していたんだよね...なんかクラスの女子とあまりうまくいってないみたいでさ...理由を聞いても教えてくれないし...。」
「.....そっか....。」
原因の一部である和馬に言えるわけがないよな、と夏穂は思った。
「でも、関川さんのおかげで安心かな。」
和馬の笑顔に夏穂は少しだけ胸が熱くなった。
「........。」
「ところで、その....。」
「ん?」
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