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「関川さんは...彼氏とかいるの?」
「え?彼氏?いないけど........え?」
和馬は真剣な目で夏穂の目を見た。
「よかったら今度一緒に野球観に行かない?チケットがあって....。」
「野球?」
「あのさ!ルールがわからないなら俺が教えるし、席もフィールドだからめっちゃ選手近くで見れるよ!」
和馬は必死になって訴えていた。
「えっと.....。」
夏穂はいきなりの事にただ驚いていた。
「その....なんていうかなずなに優しくしてくれたのが嬉しかったというか...良い人だなって思ったっていうか....なんというか.....もっと知りたくなったっていうか...その....何言ってんだ俺.....。」
和馬は赤くなって俯いてしまった。
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