お昼

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4時間目の授業が終わり、お昼休みになるとなずなはウキウキしながらお弁当を持って教室から出た。 「なずな!」 廊下でなずなに声をかけたのは背の高い1人の男子生徒だった。 「あ、和馬ちゃん。」 「随分と今日はご機嫌だな。」 「あのね!実は...B組の子とお昼を一緒に食べるんだ!」 「そっか!それは良かったな!」 微笑む和馬を見てなずなは顔が熱くなった。 「そうだ和馬ちゃん!あの...これ....。」 なずなはポケットからチケットを出して和馬に渡した。 「おー週末の野球の試合のチケットじゃん!しかもフィールドシート!」 和馬はチケットを見て喜んだ。 「親戚の叔父さんが行けないからまた和馬ちゃんにって!」 「いつも貰ってなんか悪いなー今度お礼しなきゃな!」 「気にしないでいいから。叔父さんも野球好きな人に行ってもらえてチケット無駄にならないで済むから助かるって言ってるよ!じゃあ私そろそろ.....。」
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