そして時は戻る。 レイアスパート

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レイアスとスティーブは丘の向こうに待つゾンビ軍団と 未知なる何か を目指して歩く。 そしてたどり着いた。 レイアス「これは…どういう事だ…。」 スティーブ「いったい…ここでなにが…。」 見渡す限り焦土に変わった草原地帯…。 その地帯にちらほらと スケルトンの骨 や ゾンビの肉片 が転がっていた…。 呆然として立つ2人をよそ目に、岩の陰から何かが飛び出した!! レイアスは その何か に見覚えがあった! ???「ツギハ オマエラ ヲ バラバラ二 シテヤルゼ!!」 レイアス「お前はゴブル!?なんでこの世界に!?」 スティーブ「な…なんだ?知り合いならあの武器を下げさせてくれ。」 スティーブは見た事のない敵に少し困惑していた。 レイアス「あれは俺の世界の敵です!俺が相手をします!スティーブさんは下がってて!」 レイアスのエンチャントされた鉄の剣とゴブルの斧が交わり、焦土に響いた! レイアス「くっ!武器が違うとこうも変わるのか!」 レイアスの本来の武器ならゴブルごときには引けを取らないというのに鉄の剣から伝わるゴブルの一撃は確実にレイアスの体力を蝕む…。 ゴブル「ギャッギャッギャッ! コンナモノカ!」 焦土に響いく金属の交わる音は間違いなくレイアスの劣勢を表していた! その音に釣られてレイアスの世界のモンスター達がゾロゾロと集まりつつあった! レイアス『まずい…このままじゃ…。でも…!!』 レイアス「諦めて…たまるかああぁぁ!!」 レイアスの強撃がゴブルの斧を弾き上げた! レイアス「これで…トドメだぁ!! 」 ゴブル「グキャァ!!」 ゴブルに勝利したレイアス… 息も絶え絶えでフラフラになりながら辛勝した。
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