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スティーブ「レイアス!大丈夫かい…?」
心配をよそにレイアスは信じがたい提案を語り出す。
レイアス「スティーブさんだけでも引いて下さい!村のみんなに壁を築くように伝えて!」
スティーブ「はっ!?なに言ってるんだレイアス!!ボロボロの君を置いてはいけないだろ!!」
スティーブの怒号が響く!
レイアスは決断していた。意思は固い
レイアス「村を全滅させるわけにはいかない!ここは俺が食い止めます!足止めくらいはできる!」
スティーブ「君は 諦めてたまるか って言ったじゃないか!私も戦う!」
スティーブはこうは言ったが内心不安だった。
見た事もない敵
その世界の冒険者が苦戦している
勝ち目は…
勝機は…
村が…
…
答えのわからない問いが永遠と回っていた。
レイアス「いいから行ってくださ…!?」
ザンッ!!
スティーブ「…。もう一本剣を置いていく…。必ずすぐ戻る…。なんとか持ちこたえてくれ…」
スティーブも決断したようだ。
村人に危機を知らせて隣村まで避難するように…
そしてすぐレイアスの元へ…
スティーブは走ってその場を離れていく…
レイアス「…ちょっと…カッコつけすぎたかな…」
スケルトン「ゲギャギャキャ!」
ゴブル「オレ ヲ ナメルナヨー!」
レイアス「全員相手してやる!!ここから先へ行かせてたまるかぁ!!」
死闘が幕を開けた
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