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そして時は戻る。 レイアスパート
レイアスは絶望していた…。
四角の寄せ集まった出来た草原を探検しても収穫が無いこと。
イリスやガナンさんはどうなったのかと言う不安。
そして何よりも…
食料が尽きた!
レイアス「はぁ…。お腹空いたな…。」
冒険者たるもの食料は現地調達が基本だが、彼の記憶にも見たことも無い草や木しかない…
動物は居はしたが、彼の武器はよりにもよって帰る世界の鍛冶屋に預けたままだ…。
レイアス「ははっ…。ついに俺の冒険も終わりか…。」
???「キュー!」
レイアス「お腹が空きすぎてコロンの幻聴が聞こえるよ…。」
コロン「キュー!キュー!!」
レイアス「ついには幻覚まで…。年貢の納め時 ってやつかな…。」
コロン「キュー!!怒」
レイアスの頬に強烈な痛みがはしった!
コロンが目一杯パンチしたのだ!
レイアス「コロン!?本当にコロンなのかい!?わあぁぁ!コロン会いたかったぞぉ!」
コロン「キュー!!激怒」
力強く抱きしめてきたレイアスに対し再び強烈なパンチを与えてやったが、感動のあまりかレイアスは動じていない。
コロンは諦めて抱きしめられてやる事にした。
だがコロン自体追われる身ではあったのだ。
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