そして時は戻る。 レイアスパート

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冒険者ギルドでは4人がどん詰まりに詰まり呆然としていた。 レイアスの居場所 レイアスが持っていた携帯食料の所持数 レイアスの救出方法… レム「…せめて 石 さえ有ればなにかわかるかもしれないけど…。」 ガナン「だぁから!どこであの石を見つけたのか思い出せねぇのか!!?」 冒険者「み…道端に落ちてたのを何となく拾ったんだよ…。けど、俺自身もあんな石をわざわざ拾ったのか。は…ハッキリは覚えてないが、商道で拾ったのは間違いねぇ!」 ロイ「我々が 石 に振り回されるなんてな…。」 イリス「コロン…。」 …呆然とはしていなかった。むしろ騒がしいくらいだ…。 …が、ドアを開ける音が騒がしさを切り裂いた! 副隊長「隊長!!隊長はいらっしゃらぬか!!」 ロイ「副隊長!?血相を変えてどうしたんだ!?」 副隊長「め…目の前で消えちまったんです!」 ロイ「落ち着け!何があったんだ??」 飛び込んで来たのは、ロイが任務を任せた副隊長だった。 目的地からそう遠くはないが、緊急事態にあいココにやって来たようだが…様子が違う。 ロイ「副隊長…一体何があった?部隊は無事なのか?」 副隊長「我々は無事です…いえ…無傷です。奴の住処からここまで」 ロイ「どう言う事だ?こんな事言っちゃいけないが、相手はあの 魔骸翼使ヴァルザンデス だぞ?負傷はおろかかすり傷ひとつ付いて無いなんて…。」 副隊長の到着に事態加速する。
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