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1.Alone
僕は思えばいつも1人だった
いじめられていた訳じゃない
嫌われていた訳じゃない
ただ僕は1人でいたくて
ずっと1人で過ごしてきた
それを可哀想だって言う人もいたし
こんな僕を嘲笑う人だっていた
でも僕はそれでも構わなかった
むしろそんな人達と僕は、全く違うんだと満足していた
人は群れると、判断が鈍くなる
どうしてしてはいけないのか
何をしたらどうなってしまうのか
今まではわかってたはずなのに
急に知性がなくなったかのように
馬鹿げたことをしてしまう
僕は馬鹿になりたくなかった
思われたくなかった
でも少し後悔している
友達が欲しいと思っていたから
1人なことに満足していたけど
それはただの思い込みだったようだ
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