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私は悪か正義か
私は反乱軍の一員だ。世間的には悪者なんだと思う。政府のやり方に痺れを切らした私の父の時代の人達が革命を起こそうと立ち上がったのだ。
この世に満足している者達からしたらありがた迷惑だろう。
私は生まれた時から反乱軍の一員だったので悪者でいるしか道はない。
仲間の中には家族と離れて正義の方へ移った者もいる。だが、私は大切な家族と離れてまで正義になりたいと思わない。
それに私の考えはこうだ。世間的には私達は悪だろうが私の家族にとって私は正義だ。戦うことをやめると家族は路頭に迷う。こちら側が勝てば我々が正義になる。
正義へと生まれ変わるために私は戦う。
悪は正義にでもなれるのだ。自分の道を信じて進もう。
自灯明。
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