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仮に本当に星新一の作品の世界だったら、これってエヌ氏がセールスマンに勧められて、恐る恐る入会しちゃうやつじゃないですか。
殺し文句は、忙しいあなたに代わってアマゾンプライムがすべて手配してくれるのです、とかですよね。
朝はアマゾンが選んでくれたプレイリストの曲を聴きながら通勤し、仕事中はアマゾンで見つけた本を参考にして資料を作成し、帰宅後はリビングで、アマゾンで注文したワインを飲みながら、アマゾンお勧めの映画を鑑賞してくつろぐ。
ちょっと想像力を働かせるだけで、人生はアマゾンで満たされてしまいそうです。
なんですか、もしかして私この後ひどい目に合うんですか?
映画を全部観なきゃいけない、って思い込んでかえって映画を見ることを苦痛に感じるようになったり、今後アマゾンプライムなしでは生きられなくなって、アマゾンに支配されたりするんですか?
いや、流石にはしゃぎすぎましたね。冗談です。でもそれくらいには訳がわからない。
高度に発達した技術が魔法と区別がつかないだけでなく、サービスも発達しすぎると最早魔法かSFなんですかね。
しかし、人類はいつの間にやら、未来に到達していたみたいです。
この他にも私の知らないサービスがまだまだあるそうで。末恐ろしいことです。
ずいぶん便利な時代になったものですよ、本当に。
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