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「あっ」
秋月先生が柊先生のところへ駆け寄った。
「大丈夫か! 柊先生! おい! ひいらぎ先生!」
秋月先生に声を掛けられても肩を叩かれても柊先生は「はい」「はい」と言うだけだ。
その後、柊先生はその場で嘔吐してしまい、歓迎会はお開きとなった。
秋月先生は柊先生に肩を貸し「念のため、病院で点滴をしてから帰します。誰か看護師で飲んでいない奴はいるか?」と皆を見渡し問いかけた。
だが、もちろん、みんなは飲んでいる。
私は渋々手を上げた。
こんなことになるのなら、飲んでおけばよかった……。
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