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まして山登りで疲れた身、夕飯のカレーで満ち足りるわけがない。
口にいれると麺の食感が口のなかをくすぐり回る。
舌に訴えかけてくる塩分が、噛み砕いた麺のほのかな甘味が、焼きそばの暖かさが、私たちに炭水化物を摂取しろと訴えかけてくるのだ。
さあ親友。
私は君となら共に罪を背負う覚悟があるとも。
カップ焼きそばの容器を火にくべるがいい。
赤い炎が私たちを祝っているようじゃないか。
なあ親友、私は誰かに発見される覚悟はあった。
その相手と共犯者として約束する気もあった。
親友!その相手が君で私は本当に嬉しい。
残りの一泊二日、私たちは共犯だ!
共に残りの夏を楽しもうじゃないか!
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