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しずかに教えてもらった家に入る。
「しずかちゃんのお父さん、どこにいますかー!!」
バン
「なんだ!騒々しい!!」
大きな音を立て、ドアを開かれる。
「しずかのお父さんですか!!なんでこんなことしたんですか!!実の娘に暴力を振るうなんて信じられません!!」
しずかがまくった腕には大きな紫色の痣があったのだ。
「ねぇ、お父さんにそこまで言わないで。」
「自分のしていることわかっているんですか!!??
警察に訴えますよ!!!」
「ねぇ、やめて」
「はぁ!?元は、お前が、インターネットなんかでしずかと会って遊ぼうとするからだろう!?」
「....え?お父さん、なんで、わたしがあったのがこの子だって、わかったの?というか、言ったんじゃないの?」
しずかのお父さんは、しまったというような顔をする。
「しずかのお父さん、なんで、そのこと知ってたのか、教えてください。」
「....しずかのスマホを見たんだ。そしたら、俺の知らない名前が載ってた。そいつとのやりとりを見たら、一昨日一緒に会うことがわかったんだ。もし、しずかにもしものことがあったらと思い、ついていったんだ。普通の女の子で安心したが、俺の知らないところで、そんな知らないやつと会ってると思ったら、俺の前から、しずかまで消えると思ったら、怖くて、イライラして、つい....。」
「しずか、本当にすまない。痛かっただろう。」
「うん、いいよ!私を心配してくれて、ありがとう。」
「しずか....ありがとう。」
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