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暁の勇者タケルと悪の帝王ハーシュハイザー
「ふはははは!! そう! 我が名は悪の帝王、エルドリック・ハーシュハイザーだ!!
俺の事を魔王だの海賊王だのと言う奴がいるが、俺は帝王! 帝王切開の帝王のハーシュハイザーだ!!」
何か、エロ天才医師みたいだな……
いや、今はそんな事を言っている場合じゃない! 早く、私の妻であるエリーザを助けなくては!!
「ハーシュハイザー!!我が妻、エリーザを返せ!!」
「なんだ貴様は!? いや……君の名は!?」
「そこは言い直さないでいい!! お……俺の名はタケル! 暁の勇者、たけのこ タケルだ!!」
「タケル……タケル? どこかで聞いた名だな……。そうだ! 思い出したぞ! タケルといえば、御飯だな!!」
「たけのこの方ね!! それ、名字の方だから!! かなり自分でも気にしてんだから、名字の方はいじるんじゃない!!」
「そうか! たけのこ タケルか! 思い出したぞ!! 確か、たけのこ タケルといえば、犬の散歩をしている途中で凶悪なモンスターに出会い、なんだかんだしているうちに、豪邸を建てた奴の名が、たけのこタケルだったと思ったが……」
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