世界に繋がる空

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そう言った私の言葉が気になったのか、陽太は私にユーザー名を聞き出すと、すぐにそのページを開いた。 「この世で一番おいしい飴」 私の投稿したその文字列を見た陽太は、じっとその画面を見つめた後険しい顔で 「なんか……使い方違わない?」 とこちらを見た。 「そうかな?知りたくない?みんなの一番おいしいって思う飴」 「あめの考えていることはよく分からない」 そう言ってふーっと息を吐いた陽太は、なんだかんだちらほらと私のユーザーページを見つめていた。 気になってるんじゃん。 思わずそう言いそうになったけれど、彼が機嫌を損ねそうな予感がして言うのをやめた。 しばらくすると、受信箱の数字が2,6,7と数を増やしていった、 「きたきた!」 そう言って私がユーザーページを開くと、陽太はそれに従うように私のページを見つめた。 「あっ!」 私が思わず声をあげると、陽太は 「ほら、見ろ」 と自慢げに声をあげた。
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