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「お邪魔します!
あぁ・・・良い香り。女性のお部屋ですね? ふふっ」
拓真は靴を脱ぎながら、顔を紅潮させて左咲に笑いかける。
「恥ずかしいわ、何も香りを放つものは置いてないんだけど・・・
さあ、狭苦しい部屋ですが、どうぞくつろいでね?」
拓真はリビングにある、メタルの椅子を勧められる。
「あ、ありがとう。良いお部屋・・・女性にしては少し殺風景かな?」
「うん、自分でもそう思う。
でも、妹が居なくなってからは・・・何だかこれでもモノが有り過ぎて・・・」
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