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けれど、それは私が素人で私と相手の希望と好みがマッチングしてたからであって。
仕事としてSEXをする事の本当の意味なんて私は全く分かっていなかった。
それは相手が自分の好みとは正反対の、汗臭い腹の弛んだ見るからにアンモニア臭の漂うチン◯でも口の中に入れなきゃアカンし。
こんなちょっと洗った位じゃ落ちない様なガンコな爪汚れの付いたままの指で弄られたり、顔が歪んでしまいそうな程もの凄く口の臭い人ともキスしなきゃいけないし。
自分の好みが全く入らないだけで、こんなにもSEXへのテンションが落ちるなんて。
誰でも良い訳じゃなかった。
私は、自分では誰とでも寝る、気持ち良ければそれで良いんだと思っていたけれど、真実は真逆だった。
天職って、そう簡単には見つからないって事か…。
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