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私は後部座席に、一人で広々と座っていた。 まだ、弟が生まれる前。 右の窓からじっと外を眺めていた。道路脇に建ち並ぶビル街が急に途絶えたかと思うと、有刺鉄線(フェンス)が見えてきた。その後ろには殺伐とした風景が広がっている。基地や住宅、公園でもない。 ただの荒れ果てた野原、放置された土地。 それが、とっても広い。 家から逃げ出たペットの小鳥だろうか、カラフルな色の鳥たちが群れて飛んでいた。
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