こいし

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それからどれくらいの時がたっただろう。 私はずっと川を眺めながらここに座り続けている。 誰かに気づいてもらうこともなく 誰かと話すこともなく ただ・・・座っていた。 「何しているの?お姉ちゃん」 そこへ突然小さな女の子が現れた。 私はその子供を見た。 あの子にそっくりのその子供は人なつこく聞いてきた 「お姉ちゃんのお名前は?わたしはなつみ!」 「こいし・・・」
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