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でも、蓮はもういない。
生きているのかもわからない。
その日は用事で帰りが遅くなると連絡を貰っていた。
結局そのまま帰ってくることは無かった。
連絡も取れなくなった。
行方がわからなくなった。
それは突然のことで、
どうすれば良いのかわからなくなって、
待っていればいつか帰って来てくれるんじゃないかって彼の部屋からあまりでなくなった。
大学にはずっと行っていない。
いつも通りに出かけていつも通りご飯を作って待っていたのだ。
心にぽっかりと穴が空いてしまった。
思っていたより私は結城 蓮を愛していたのだ。
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