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フフフ・・・ ミンナニ オシエテ アゲルヨ 俺はすっと息を整え気配を改めて確認する。 そして金属バッドを振り上げると勢いよく斜めに振り下ろした。 「キャアァァァァァァ・・・」 「ひっぃいっぃぃぃ・・・」 「ワァッ!」 バスッ! グチャ! 叫び声と悲鳴の中に鈍い聞きなれない音が混じる。 それは例えようのない音としか言いようがない。 途端に訪れた静寂。 それらとほぼ同時に生温かい少量の飛沫が俺の体に付着した。
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