第4分岐 真実の代価…

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朝、眼が覚めるとキッチンから音がする。 自分の家にいると錯覚してしまう。 目を開けるとキッチンには夏奈の姿だった。 「おはよ、先生」 振り向かない。 昨日出来事が恥ずかしいのだろうか? 少しイタズラ心が顔を出す。 「おはよ」 と言って後ろから夏奈をハグした。 ビックリしたのだろう、 手に持っている包丁を落とす 「危ない夏奈!」 ハグした状態で夏奈と横にスッと避ける 包丁はトンっといって床に刺さった 「もう!ビックリするでしょ!先生」 あ、やっとこっちを見た。 顔が赤いな。からかい甲斐があるな… 夏奈はハッとして顔を隠す 「恋愛は利用するかしないかなんだろ? 照れる必要はないだろ」 からかう。夏奈は顔から手をよけ おれの肩に手を回し、 「だってあんなエッチ初めてだったんだもん いいね。愛したり、愛されるのって」 そう言ってもらえるとなんか嬉しいな そんな会話をしながら、夏奈が作ってくれた 朝ご飯をテーブルに並べ、一緒に食べた。 ご飯を食べ終わり、コーヒーを飲んでいると 「~♪♪♪」 携帯が鳴った。 「もしもし」 夏奈に口元で人差し指を立て、静かに のジェスチャーをした。 「三神くん!これはどうゆうことですか? 学校に三神先生と天音くんのキスしてる 写真を持ってきてる人がいるのですが」 「っ!!」 驚きで声も出なかった。 「先生に合わせて欲しいと言っています 至急学校まで来てください。」 昨日のあの音、ボールが落ちら音じゃなく 誰かがあそこにいたってことか……! 夏奈に事情を話し、先に学校に向かった。
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